虎の穴開発室ブログ

虎の穴ラボ株式会社所属のエンジニアが書く技術ブログです

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オンラインもくもく読書会を開催しました

オンラインもくもく読書会
こんにちは、虎の穴ラボの大場です。

先日、 初の試みとしてオンラインもくもく読書会を開催しました。 今回は読書会の開催理由と、実際に開催してみて感じたメリットを紹介します。 yumenosora.connpass.com

開催理由

私自身やメンバーには、エンジニアとしての自己研鑽における課題がいくつかありました。

その課題を解決したいという思いがあり、今回の読書会の開催に至りました。

自己研鑽における課題

  1. 業務中に自己研鑽する時間を確保しにくい
  2. 購入した本を積んでしまいがち
  3. インプットだけ(本を読むだけ)で終わってしまう事がある

1.業務中に自己研鑽する時間を確保しにくい

前提として、虎の穴ラボに所属するエンジニアには、業務時間中に自己研鑽を行う時間が与えられています。 例えば通販チームでは、2週間毎に丸1日を自己研鑽に充てる事が可能となっています。

しかし、自己研鑽に充てた日だったとしても、他のエンジニアにとっては業務中ということもあり、 Slack上での業務上必要なやりとり、突発的な問い合わせ対応やミーティングなどによって、 1時間でさえ集中して自己研鑽の時間を確保することが難しいと感じていました。 もちろん自身の集中力の弱さも要因の一つです。

2.購入した本を積んでしまいがち

虎の穴ラボでは年間5万円のスキルアップ支援制度というものを導入しており、利用枠の中でIT関連の本を買うことができます。

せっかく会社が補助してくれるのだから使わなければもったいない!という気持ちで制度を利用して購入するものの、 プライベートで購入した本と相まって少し読んで終わってしまったり、最悪読まずに積んでしまうことも多々ありました。

3.インプットだけ(本を読むだけ)で終わってしまう事がある

先程紹介したスキルアップ支援制度では、ある一定の金額ラインを超えた場合にブログを1つ書かなければならないというノルマがあるので、 最低限のアウトプットは余儀なくされるものの、読んだ本が全てアウトプットできるとは限りません。

アウトプットすることが大事ということはエンジニア界隈で良く言われていますが、 わかっていても実際は行動に移せず、大抵はインプットだけで終わってしまうのではないでしょうか。

日頃からアウトプットする習慣が身についているエンジニアであれば問題ありませんが、 全員が全員できる芸当では無いかなと思っています。

オンラインもくもく読書会

上記に列挙した課題に対して少しでもアプローチすべくオンライン読書会を開催しました。 なお、虎の穴ラボのエンジニアはこの時間を業務時間として計上しています。

課題の中にある、「購入した本を積んでしまいがち」、「インプットだけ(本を読むだけ)で終わってしまう」というのは、 私だけに限った課題ではないと考え、社内のエンジニアに加え外部の方も参加できるようにしました。

読書テーマ

今回は、「コーディングに関する技術書」というテーマに限定して読書会を開催しました。

読書テーマを決めるか、決めないかについては賛否両論ありましたが、 アウトプットする内容について自身の興味関心の無い本のアウトプットを聞いても、聞き手側のメリットがあまり無いのでは? という意見もあり今回はテーマを限定することになりました。

スケジュール

時間 内容
19:30〜19:35 自己紹介と各自読む本を宣言(1人30秒程度)
19:35〜20:25 もくもく読書(マイクはミュート)
20:25〜20:30 本日読み進めた内容や感想を発表(1人30秒程度)

参加可能枠を10人と制限していたので、アウトプットの時間は1人30秒程度としていましたが、 皆さん集中して読書出来たこともあり、読書量に応じてアウトプット量が想定時間よりも膨らんだ印象がありました。

次回開催時は、スケジュールを少し見直そうかと思います。

読書会のメリット

今回の読書会を通して、私が感じたメリットを紹介します。

  1. 集中して本が読める
  2. アウトプットができる
  3. 他の人が読んだ本の情報を知ることができる

1. 集中して本が読める

いつも以上に集中して本を読み進めることが出来たと実感しています。 ふと集中が切れてしまうことがあっても、他の人も読書をしているということで、即座に意識を読書に戻す事ができました。

2. アウトプットができる

読書後にアウトプットの時間を設けている為、本を読み進めながら何をアウトプットしようかなーと自ずと考えさせられることになります。 実際のアウトプットでうまく説明できなかった箇所は、自分の理解が足りてないところとして明確になるので、読書会解散後にその部分を読み直そうという動機づけにもなると思います。

3. 他の人が読んだ本の情報を知ることができる

これは本質ではなく副次的なものですが、聞いたことも無かった本や名前だけは聞いた事があるけど中身は知らないといった本についての情報が手に入ります。 読書会の場で、自分で買って読んでみたくなる本に出会う可能性もあるのではないでしょうか。

ちなみに、今回参加したメンバーが読んでいた技術書は以下の通りです。

  • リーダブルコード
  • プリンシプル オブ プログラミング
  • Design It! プログラマーのためのアーキテクティング入門
  • 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門

まとめ

今回初の試みでしたが、無事に読書会を終える事ができました。 夜のオンライン読書会に対して需要があるのかも不明な状態でしたが、とりあえずやってみようの精神で開催しました。

結果、特に広告や宣伝など行わなかったものの、社内外含め合計7名の参加者が集まったので、 オンライン読書会にはある程度需要があることがわかりました。

読書会のメリットを多く実感できたので定期開催していければ良いなと考えています。 まだ明確な開催日は決まっていませんが、もし次回も開催することができれば、ぜひ参加していただけると嬉しいです。

P.S.

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