皆さんこんにちは。とらのあなラボの大場です。 カンファレンスの開催直前ギリギリまで、登壇資料の作成をしていたことをここに懺悔致します。
さて、2022年3月25日(金)に、とらのあなラボでは2回目となる大規模カンファレンス『とらのあなラボ Tech Conference Vol.2』を開催しました。 当日配信した内容はアーカイブ公開していますので「見逃してしまった」、「開催していること自体を知らなかった」という方は、 ぜひ以下のURLからご視聴いただければ幸いです。
【Track1】
【Track2】
イベント資料一覧
Tech Conference Vol.1
第1回目のTech Conference に関しては過去記事で紹介しております。 toranoana-lab.hatenablog.com
【忙しい人向け】オススメセッション
1セッションあたりは30分程度ですが、2トラックで約4時間にわたるカンファレンスなので、全て見るのは大変時間がかかります。 弊社CTOがオススメするセッションを紹介しますので、忙しい方は2セッションだけでもご視聴いただければと思います。
オススメセッション (その1)
Webシステム内製による社内DXアーキテクチャと技術選定理由を紹介します
とらのあな通販の開発に携わっているエンジニアが社内向けの新サービスをリリースしました。 社内向けのサービス採用したAWSのアーキテクチャや技術選定理由などについて紹介しております。
開発コストを抑えるために、既存の通販システムの仕組みを一部共用しつつも、 新しい開発技術を活用すべくマイクロサービス化を実現しました。
虎の穴の社内システムの紹介ということで、 普段はあまり聞けないテーマを取り扱っておりますので、興味がある方はぜひご視聴ください。
オススメセッション (その2)
昨今、外部からのサイバー攻撃が活発になっており、セキュリティ対策がより重要視されています。 とらのあな通販サイトでもWebサービスを維持し顧客情報を守るため、日々セキュリティ強化に努めています。
本セッションでは、とらのあな通販サイトの本番環境で実際に採用している自動ブロックの仕組みについて紹介しています。 具体的には、AWS WAF から S3 へログを収集し、Lambdaから Amazon Athenaでクエリを実行させることで、 複雑な条件に合致した場合に自動的にアクセスブロックするといった仕組みです。
Webサービスの開発や運用を生業にしているエンジニアにとっては、 非常に参考になる事例となっていますので、ぜひご視聴いただければと思います。
配信における変更点
ここからは配信側(裏側)のお話です。 第1回目のカンファレンスを踏まえていくつか変更点がありました。
- 配信フォーマットの改善
- トラック数の変更
- 開催時間の変更
配信フォーマットの改善
YoutubeへはGoogle Meetで画面共有したものを配信していたのですが、 Google Meetの部屋への参加者を映す画面領域が配信映像の約3分の1を占め、資料がみずらい状態となっていました。
これを改善するため、登壇者には事前にグリーンバックの背景を適用してもらい、 配信時には人物だけをトリミングするといった工夫をしました。背景合成をする際によく用いられる手法ですね。
【前回の配信フォーマット】
参加者の一覧が画面右に表示されています。 資料が小さく表示されてしまい、資料内の文字や画像が少し見にくくなっています。
【今回の配信フォーマット】
登壇している参加者のみが右下に表示されています。 前回配信時のフォーマットと見比べて資料の表示領域が増え、かなり見易くなった事がわかると思います。
トラック数の変更
今回のカンファレンスからトラック数が3から2へ変更しました。 目的としては2トラックの同時配信を行うことで、 視聴者数を分散しにくくしYoutubeコメントが盛り上がる事を期待しました。 しかし、残念ながら当日の視聴者数があまり伸びなかったので、改善効果がみえませんでした。
開催時間の変更
第1回目のカンファレンスでは13:30 ~ 18:00 までの、4時間30分にも渡る長さで配信を行っていましたが、 14:00 ~ 17:40 と若干短縮されました。1セッションあたりの時間も1時間から30分へと変更し、 コンパクトに内容をまとめて、興味があるセッションを気軽に聞けるようになっております。
さいごに
資料作成が間に合わなかったり当日の欠席もなく無事に第2回目のカンファレンスを終えることができました。 Youtube側の障害と重なってしまい一時配信が途切れるシーンがありましたが、 オンラインイベントにはつきもののトラブルかと思います。
今回は前回よりも参加人数が減少してしまい少し寂しかったのですが、もしかしたら3回目の開催もあるかもしれません。 開催の際は必ずconnpassでお知らせ致しますので、connpassのグループメンバーになっていただければ幸いです。
その他にも、Denoやワーケーションに関するLTだったり、採用説明会を最低でも月1回のペースで開催していますので、 興味がございましたらぜひご参加ください。もちろん、登壇者としてのご参加も大歓迎です! yumenosora.connpass.com