皆さんこんにちは、虎の穴ラボのY.Fです。
2022年 3月 2日 (水) に Deno についてのLT会 『toranoana.deno #5』を開催しました。
当初はアーカイブ配信の予定はなかったのですが、LT登壇が虎の穴ラボのメンバーだけだったこともあり、配信することになりました。 こちらから再生もできます。
目的意識
開催にあたっての目的意識としては、次のようなものがあります。
- 虎の穴ラボにDenoが好きな人がいる
- =>もっとDenoについて知りたい
- =>勉強したことを共有したい
- 虎の穴ラボでDenoを使っていきたい
- =>社内外に向けたアピール
- 社外の人の話を聞きたい
- =>虎の穴ラボ社内では知見に限界がある
開催概要
時間 | 内容 | 発表者 |
---|---|---|
19:30〜19:35 | 虎の穴ラボについて | 虎の穴ラボ 奥谷 |
19:35〜19:50 | OBSへのtwitterのタイムラインの表示をDenoで作ってみた | kght6123 |
19:50〜20:05 | GitHub APIとfreshで遊ぼう | 虎の穴ラボ 藤原 |
LT レポート
各LTの内容についてレポートします。
OBSへのtwitterのタイムラインの表示をDenoで作ってみた
kght6123さんによる発表です(虎の穴ラボのメンバーです)
本LTの配信などにも使っている配信用ソフト「Open Broadcaster Software」(OBS)に、Twitterタイムラインを表示してみたといった発表になります。
- LT会などのイベントをもっと盛り上げたい!
- Twitterに投稿された内容をもっと気軽に見られるようにしたい
- しかしOBSにはプラグインがないのでDenoで仕組みを作ってみた
Denoを使ってみた所感としては、
- 使い慣れているJavaScriptのAPIをそのまま使えるのは楽だった
- importの形式がurl指定なので慣れが必要そう
- 使える場所があれば積極的に採用したい
などがあげられていました。確かに、Denoのimportは import { v4 } from "https://deno.land/std@0.126.0/uuid/mod.ts";
といった形になるので、
今までnode.jsやフロントエンドでJavaScript/TypeScriptを書いていた人は戸惑うところなのかもなーと思いました。
GitHubAPIとfreshで遊ぼう
主催LT枠です。筆者が発表しています。
www.slideshare.net
作ったものとソースコードはこちら
諸事情でGitHubのコメント一覧をCSV等でダウンロードしたかったので作りました。(現在未実装ですが・・・)
今回の作ったものでは、freshというWebフレームワークを使っています
freshの特徴としては、
- Denoの中の人Luca Casonato氏が作っている
- preactベースのWebフレームワーク
- deno deployで動作する
- ビルドがない
- deno.land、lint.deno.landのページなどがこちらに置き換えられている
- →サンプルが豊富
- Next.js、Nuxt.js同様にディレクトリ構造ベースのルーティング
使ってみた感想としては、普通に使えるし、使いやすいなといった印象でした。ただ、ドキュメント等の整備はこれからだと思いますので、もう少し安定を待ってもいいかなーと思いました。
まとめ
#0
から数えると6回目の開催となりました。今回の発表はいずれも実際使ってみた発表となり、実践的な内容だったと思います。
個人的にも今後使える部分では積極的に使っていきたいと思います。また、本勉強会も継続していきたいので参加、登壇共にお願いします!
P.S.
採用情報
■募集職種
yumenosora.co.jp