こんにちは! とらのあな開発室です。
とらのあな開発室では、エディタやIDEなどの開発ツールを統一してはおらず、 各人の好みに任せてあります。
そんな中、開発室の中で人気のツールはどれなのか、実は便利なツールが他にあるのではないかと考え、今回の記事を書かせてもらいました。
前置き
本記事では「通販チーム」と「新規チーム」という言葉が頻出します。
通販チーム:とらのあな通販サイトの開発を行うチーム
新規チーム:fantia、クラフト、KEEPERなど新規プロジェクトの開発を行うチーム
エディタ
開発者にとっては必須ともいえるエディタですが、使用率は以下のようになっております。
atomが圧倒的な使用率でした。
Javaを使う通販チームではIDEがメインで使われておりますが、エディタの中ではAtomの人気が強いです。
豊富なパッケージと設定の容易さがそのまま人気に繋がっている印象を受けます。
IDE(統合開発環境)
IDEはIntelliJの人気が強いです。
IDEはRuby&Railsを使う新規チームより通販チームが主に使うのですが、海外での人気がEclipseをIntelliJが超えたと言われているのと同じように、とらのあなの開発室でもIntelliJの人気の方が強いという結果になりました。
SQLクライアント
通販チームはOracle、新規チームはMySQLを使っているのがそのまま反映されたような結果です。
通販チームはやはりOracle SQL Developerを使っており、新規チームはSequel Proが一般的なようです。
MySQL WorkbenchはER図を作成するのに便利で、併用で使っている人がいます。
メモツール
開発ツールではありませんが、仕事をする上で意外と大事なメモツールです。
ほとんどの人はMac標準のメモを使っておりますが、Markdown記法が使えるBoostnoteや、Googleアカウントにひも付きクラウド上に常時保存されるGoogleKeepなど、標準のメモを使っている人が使ってみると良いかもしれないツールがいくつかありました。
その他ツール
以後は開発室のメンバーから寄せられた便利なツールを紹介しようと思います。
非常に便利なクリップボード拡張ツールです。
仕事しているとコピー&ペーストは多用すると思いますし、直前にコピーしたものではなく、2〜3回前にコピーした文章や記述を使いたいという時は多々あると思います。
そこでこのClipyは絶大な効果を発揮します。コピーした履歴を一覧することができ、数回前のコピーを再びペーストすることができます。
また、よく使うコマンドなどを定型文として登録することもできるので、慣れてしまったら開発に必須とも言えるツールとなるでしょう。
MarkDownの記述を即時プレビューできます。
GitのプルリクやWikiはMarkdown記法で書けるので、今や開発者にとって見やすいドキュメントを作るにはMarkDownを使いこなさなくてはいけません。
その下書きをするときに、このMacDownが便利です。
Sourcetree - 無料の Git & Mercurial クライアント | Atlassian
Git管理のGUIツールです。 Git操作はコマンドで行う人が多いかもしれませんが、ツリーを視覚的に見たりとコマンド上だけでは実現できないことは多々あります。
モードを変えることによってスリープ状態を抑制するツールです。
使うタイミングはプレゼンなどを行うときです。
スリープ状態にならないように、常にPCを触っていなくてはならないということを防ぐために使われます。
tmux
ターミナルはMac標準のものを使う人がほとんどですが、ひとつのターミナルで複数のターミナルを立ち上げて同時作業を可能にするパッケージです。
下記のコマンドですぐインストールすることができます。
$ brew install tmux
いかがだったでしょうか。
世の中にはもっと便利なツールやパッケージがあると思うのですが、お互いに共有しなければどれくらい便利なのかが分からなかったりします。
「もっと便利なツールを知ってるよ!」という方はぜひコメントをお願いします!
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