虎の穴開発室ブログ

虎の穴ラボ株式会社所属のエンジニアが書く技術ブログです

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この素晴らしいリモートワーク文化に祝福を!

本記事は2023 夏のブログ連載企画1日目の記事になります。

次はY.Kさんの「おたくのおしごと!」が公開されます。ご期待ください!

さて、今年も夏のブログ連載企画の時期が来ました。

記念すべき第1日目の記事は、とらラボメンバーにリモートワークについてお聞きするこの企画📝

トップバッター・Kanonさんに話を聞きました!

好きな作品・好きな技術・最近はまっていることを教えてください

好きな作品は挙げればキリがないのですが、個人的なバイブルは『ハイキュー!!』『鋼の錬金術師』『なれる!SE』です。自分をオタクに染めた作品という意味では『冴えない彼女の育て方』『さくら荘のペットな彼女』ですね。

好きな技術は、これまでPHPを触っている時間が長かったのもあって、Laravelのソースをよく読んでいます。

最近ハマっていることは朝の散歩です。自分は兵庫県神戸市からリモートワークをしているのですが、神戸の名パン屋さん『コム・シノワ』さんで朝食を調達して、神戸市役所の隣にある東遊園地で優雅にモーニングを摂ったあと青空プログラミングをしています。

東遊園地

コムシノワさんのBLTサンド

入社時期ときっかけをおしえてください

2022年の9月に内定をいただき、2023年1月に正式に入社しました。

元々オタクだったこともあり、とらのあな三宮店もよく利用していました。

そんな経緯もあって"とらのあなラボ"という会社の存在は、自分が大学生で就職活動をしていたから認知はしていました。

本当は新卒のタイミングで入社したいと思っていたのですが、とらのあなラボは中途採用オンリーということもあり、一旦はEC業務支援サービスを自社開発する大阪の企業に入社しました。

しかし新卒で入社したその会社が後継者問題に直面し、結果としては別会社へM&Aされました。

この"意図せず所属会社が変わる"という出来事が自分のキャリアを考え直すきっかけになったのですが、やはり人生の大半を労働に費やす以上"自分が好きな・興味を持てる業界"に貢献したいという思いが強まっていることを自覚しました。

また転職活動を始めるにあたって改めてとらのあなラボの文化について調べていると、「技術同人誌や技術ブログといった技術的なアウトプットが活発に行われていそうであること」「フルリモート・ワーケーション・フレックス制度があること」を知り、これらの文化にもとても魅力を感じました。

その頃ちょうど新卒から4年目だったこともあり(とらのあなラボの入社要件は3年の開発経験)、「いよいよとらのあなラボに挑戦してみようかな…?」と考え、とらのあなラボにエントリーしました。

入社後について

入社前と入社後のギャップはありましたか?

前職では会議が長く、定時後から4時間ほど会議室で話し込むということも割とありました。

なのに、決めるべきことが決まらない…そもそも何を決めようとしていたのかもわからなくなっている…

そんな文化にすっかり染まっていたので、とらのあなラボの会議の文化にはものすごく驚きました。

とらのあなラボの会議時間はとても短く、それでいてきちんとゴールに定めたことがきちんと決まって会議が終わることに感動したのをよく覚えています。

かといって会話の時間を嫌悪しているというわけではなく、業務中に会話の必要が生じれば気軽にチャットでSlackのハドルを呼びかけていつでも会話ができます。


それ以外にも"リモートコミュニケーション"という定時前に15分ほど他人とビデオ会話する時間が設けられていたりもします。

こういった姿勢から、コミュニケーションは大切だと認識した上で目的なく無駄に話し込むという時間を減らそうということが感じられたので、リモートワークでも安心して働くことができています。

最初の業務はどのようなことから始めたのでしょうか?

まず最初の1週間はいろんな意味で"とらのあなラボに慣れる"ということがテーマになっています。

とらのあなラボのプロダクトについて学ぶところから始まり、その傍で社内ルールなどや文化などについても先輩社員の方が丁寧に説明してくれます。

地方からの勤務者の場合、入社後2週間は会社負担でホテルを予約・秋葉原事務所に出社できるようにしてくださいます。

なので、いきなり「明日からリモートワークだよ」と放置されることはなく、基本的に入社後1週間は先輩社員の方も一緒に出社してくださるので、疑問や不安なことについて直接すぐに質問できる環境を作ってくださいます。

地方からの勤務者の場合、その後2週目からはホテルからのリモートワーク。3週目からは自宅に戻って業務を行います。

業務といっても、入社後1ヶ月の間は社内で使うツールの作成が研修課題として与えられるので、それをこなすことから始めます。

その傍ら、他の社員の方との顔合わせという目的で、日替わりで先輩社員の方と1on1で15分ほどビデオ会話でお話しする時間があります。

こうして1ヶ月が経ったら、自分がアサインされたチームの業務に合流していくことになります。

自分が研修で作ったReact×Ktorの社内ツール

サポート体制について教えてください

自分は社会人になってから5年目と日が浅く、なおかつ文系の出身なので技術的にはまだまだ不安なところが多いです。

なので周りの先輩社員たちを頼る場面が比較的多いのですが、先輩社員たちは本当にHRTの塊みたいな人たちです(笑)

Slackで「困ってます!質問あります!」と投げると、すぐに反応してくださり必要に応じてビデオ会話で問題解決に付き合ってくださいます。


またリモートワークの問題点として「部屋でずっと1人きりで仕事をするのが寂しい・辛い」といったものがあるかと思います。

しかし、先に挙げた「リモートコミュニケーション」がある他、雑談専用のSlackチャンネルがあるのでそちらにTwitter感覚でいろんなことをいろんな方が呟いたりしています。

雑談チャンネルではCTOやマネージャー達も積極的に投稿をしていたりするので、雑談チャットでのコミュニケーションのハードルはものすごく低いです。

Twitterかと思うくらい気軽です


あと、とらのあなラボならではですがオタクミームを投げると秒で反応してくださる方が多く、技術力だけでなくオタク力も高い人たちでいっぱいなのはさすがです(笑)

現在のお仕事について教えてください

現在はコミックとらのあなと同人サークル様を繋ぐ「サークルポータル」等のリプレース開発を担当しています。

以前からずっと挑戦してみたいと思っていたReact(Next.js)やKotlin(Ktor)といったモダンな言語やフレームワークを使った開発をまわりのつよつよエンジニアの方々に支えられながら進められるので、とても充実感と成長実感があります。

まだ同人サークル様向けにリリースはされていないのでエンドユーザー様から直接声を聞けるということはないのですが、「いつかあの神絵師、神同人誌がここから世に出ていくのか…」と思うとトキメクものがあります。

一日の仕事の流れを教えてください

自分は毎日同じ時間に同じ行動をとることが好きなので、平日は基本的に以下のルーティーンで動いていることが多いです。

とらのあなラボは好きな時間に昼休みを1時間確保できるので、昼以降に集中力が切れたタイミングで気分転換も兼ねてランニングに出かけるのが日課です。

ランニング中には最推しの水瀬いのりさんのラジオや、最近ハマっている青山吉能さん・前田佳織里さんのラジオをよく聞いています。

時間 やること
7:30 起床
8:00 散歩(朝昼ご飯を調達)/英語学習
8:30 朝食
9:00 自己研鑽
10:00 始業
昼休み ランニング→昼食
19:00 終業→ランニング
19:30 夕食
20:00 自己研鑽
21:00 フリーたいむ。アニメ見たり、マンガやラノベ読んだり
23:30 就寝

あと曜日感覚を養いつつマイルストーンも兼ねて、水曜日にはラーメン、金曜日には餃子を食べるようにしています。(海軍カレー的な)

神戸で一番美味しいと思っているラーメン屋・「会」さん

神戸で一番美味しいと思っている餃子屋・「大学」さん

リモートワークのどんなところがよいところだと思いますか?

なんといっても昼休みにランニングに行ってシャワーを浴びられること。これに尽きます。運動、超大事。

また通勤時間が0なので、その時間を勉強に充てることができるようになったのもいい所です。

それから、基本的にリモートワークだとやろうと思えば際限なく仕事ができてしまうということもあり、とらのあなラボでは原則21時以降の残業は上長の許可制になっています。

そのおかげで遅くとも日付が変わるまでには就寝できるため、睡眠時間をしっかり確保することができています。

…とそんな感じで、とらのあなラボでリモートワークをするようになってから 睡眠・運動・勉強の時間をしっかり確保できているので、健康にも脳にも良いサイクルができています。


あと、自分ではなく周囲の方達を見ていて思うことですが、育児をされている方にとってはとても働きやすい環境であるように思います。

「お子様の学校行事に参加」「配偶者・お子様が急に熱が出て病院へ」といったイベント(アクシデント)が発生した場合でもリモートワークやフレックスの制度を活用して、育児と仕事を両立させながら働いていらっしゃる方が多い印象です。

自分にはまだ子供はいませんが、仮にいた場合でも「育児と両立しながら働けそうだな」という安心感があります。

春の日のランニングコース

リモートワークのどんなところが難しいところだと思いますか?

自分は一人暮らしというのもあってワンルームの部屋に住んでいるのですが、そうすると仕事場とプライベート空間が一緒になるのでオンオフの切り替えが難しいと感じています。

実際に悩んでいることとしては、寝ようと思ってベッドに入っても仕事のことを考えてしまい眠りが浅くなってしまう。逆に休日から平日に切り替わるタイミングには「仕事するぞ…!」とエンジンがかかった状態になるまで時間がかかる気がしたりします。

もっと広い部屋に引っ越して部屋を分けてしまえば解決しそうな問題な気もしますが、金銭的にも負担が大きかったり、なにより今住んでいる場所が気に入っているので今の環境をどうにか改善しようと試行錯誤してきました。

実践していることとしては、「仕事を始めるタイミングと終わりのタイミングで一度外に出て散歩/ランニングする」「部屋に仕切りを作って、仕事場とプライベート空間を分ける」の2つです。

「仕事を始めるタイミングと終わりのタイミングで一度外に出て散歩/ランニングする」によって、運動しつつ擬似出勤のようなことをしています。体を動かすことを「これから働くぞ!」「ここからはリラックスするぞ〜」というスイッチにしているイメージです。

「部屋に仕切りを作って、仕事場とプライベート空間を分ける」では、一つの部屋の空間を分けて、「仕事ゾーン」と「リラックスゾーン」の境界線をはっきりさせているイメージです。(写真の仕切りはDIYしました)

デスク環境と間仕切り

これをやるようになってから寝つきや休日→平日に変わる際のモチベーションの持ち方も随分改善されたと感じています。

虎の穴ラボはどんな会社ですか?

基本的にみなさんが何かしらのオタクであることがベースにあるので、そういったコンテンツを生み出す"クリエイターのファミリーになる"という目標に対して一枚岩な組織であるように感じます。

とらのあなラボのルールや制度は、いずれも回り回ってこの目標を達成するために存在していることが入社してから半年ほどですが、ひしひしと伝わってきます。

また一緒に働いている方々は優しさと強さを兼ね備えたエンジニアたちばかりなので、仕事をする上での心理的安全性も非常に高いです。

この記事内でもいくつかお話ししましたが、フルリモートであっても新規参入からその後の業務内でもコミュニケーションを円滑にするための文化や施策が根付いているので、技術的な面だけでなく人間関係という面でも安心して働くことができる組織だと思います!

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