読んだきっかけ
こんにちは、虎の穴ラボの後藤です。フロントエンド開発者として4年が経ち、新たな技術は積極的に学んでいますが、知識の体系的な整理が必要だと感じるようになりました。そこで、これまでの学びを整理し、今後のスキルアップの方針を立てるために、「フロントエンドの知識地図」を読むことにしました。
基本情報
タイトル | フロントエンドの知識地図 〜 一冊でHTML/CSS/JavaScriptの開発技術が学べる本 |
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著作者名 | 株式会社ICS 池田泰延,西原翼,松本ゆき |
ページ数 | 344ページ |
発売日 | 2023年11月24日 |
全体的な感想
この書籍は、フロントエンド技術をただリストアップするのではなく、それらを体系的に理解するための指針を示しています。 著者のこだわりが随所に見られ、特に現場で必要な開発体験の提供、技術トピックの網羅、開発環境の充実性、そして品質改善に対する意識の高さが際立っています。 厳選された情報がぎゅっと詰まっており、実際のプロジェクトで活かせるヒントが満載でとても良かったです。
今後学びたいこと3選
「フロントエンドの知識地図」を読んで、フロントエンドエンジニアとして今後学びたいことを考えました。
① 非同期処理の深堀り
フロントエンド開発において非同期処理は避けて通れないテーマの一つです。特に複雑なデータフェッチや状態管理では、その理解が不可欠です。JavaScriptの非同期処理におけるコールバック、Promise、そしてasync/awaitをもっと深く理解し、プロジェクトで遭遇する様々な非同期処理の問題を解決する力を強化したいです。
② テストの実践
開発の効率化を図るためには、バグを早い段階で特定し修正することが重要です。開発フローにユニットテストや統合テストを組み込み、リリース前に問題を検出しやすくすることを目指していきたいです。
③ コード品質の向上
高品質なコードの作成は、信頼性の高いアプリケーションを開発する上で重要です。そのためには、理解しやすく再利用可能なコードの作成に注力し、メンテナンス性を考慮した開発を心掛ける必要があります。各機能にしっかりとコメントを残し、将来の開発者が容易にコードを理解・修正できるようにしたいです。
最後に
「フロントエンドの知識地図」は、学んだ事柄を実際のプロジェクトに応用し開発力を磨くための貴重な手引きとなりえます。この本の価値を最大限に活かするためには、ただ読むだけでなく、学んだ技術や知識を積極的に実践に移してみることが大切と感じました。フロントエンドエンジニアとして初学者からスキルアップしたい人にオススメです!
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