皆さんこんにちは、虎の穴ラボのY.Fです。
2021年 10月 27日 (水) に Deno についてのLT会 『toranoana.deno #2』を開催しました。
前回の様子はこちら
配信アーカイブはこちら
目的意識
開催にあたっての目的意識としては、次のようなものがありました。
- 虎の穴ラボにDenoが好きな人がいる
=>もっとDenoについて知りたい
=>勉強したことを共有したい - 虎の穴ラボでDenoを使っていきたい
=>社内外に向けたアピール - 社外の人の話を聞きたい
=>虎の穴ラボ社内では知見に限界がある
開催概要
時間 | 内容 | 発表者 |
---|---|---|
19:30〜19:35 | 虎の穴ラボについて | 虎の穴ラボ 藤原 |
19:35〜19:50 | Deno の Node 互換モードとソケット | 虎の穴ラボ 奥谷 |
19:50〜20:05 | とりあえずCloudRunでDenoを動かしてみる | JUNE-JUNE |
20:05〜20:20 | denoでSSRとCSRを試してみた | kght6123 |
20:20〜20:25 | 閉会の挨拶 | 虎の穴ラボ 藤原 |
LT レポート
各LTの内容についてレポートします。
Deno の Node 互換モードとソケット - 虎の穴ラボ 奥谷
www.slideshare.net
主催者LT枠です。
最近出たDeno1.15.2の新機能であるNode.js互換モードを使って色々やってみたといった内容になります。
すでに std/node
というNode.js互換なライブラリ群が提供されていました。
https://deno.land/std@0.113.0/node
Deno1.15の互換モードではより簡単にNode.js互換なコードが実行できるように --compat
フラグが追加されており、今回の発表ではそれを使ってNode.jsのExpressを動かしたり、Unix Domain SocketでNginxと連携しようとしてみたりしたという内容でした。
Node.js互換が進むことで既存のライブラリが使いやすくなるとDeno自体も使われやすくなるのかなぁと感じました。
とりあえずCloudRunでDenoを動かしてみる - JUNE-JUNEさん
JUNE-JUNEさんによる、DenoをCloud Runに乗せて動かしてみようといった発表になります。
www.slideshare.net
DockerでDenoを動かす→標準ライブラリのみでHTTP通信→oak(フレームワーク)を使ってHTTP通信といったながれで、Cloud Run上でDenoを動かして見た発表になります。
コンテナ関連の技術を利用することで簡単にDenoをクラウドサービスに乗せることができるのはすごく良いなと思いました。AWS FargateやCloud Runといったコンテナベースのサーバーレス環境上でDenoが動かせるようになってくると、マイクロサービスのAPIサーバーとしてももっと使いやすくなるのではないかと思います。
denoでSSRとCSRを試してみた- kght6123さん
kght6123さんによるDenoでSSRおよびCSRをやってみたといった発表になります
利用されている技術として、
- nano-jsx
- DaisyUI
- (TailwindCSS)
を利用してSSR及びCSRができるといった内容でした。
パット見た感じ結構自分で実装しないといけないかなーと思いました。
DenoでSSRやCSRができるフレームワークとしては、Aleph.jsやUltraなどあるのでこちらもより安定してくるともっとSSRやCSRがしやすくなるのではないかと思います。
まとめ
今回も、定例のtoranoana.deno#2を開催しました。
今回の発表者の方々は実は皆さん虎の穴ラボの社員でした。
外部の方の参加者、発表者も募っていますのでどなたでもぜひ参加してください!
今回もYouTubeライブで配信を行いました。YouTubeコメントやTwitterでの投稿していただきありがとうございます。
次の開催も予定しています。開催の際は、connpassやTwitterでお知らせしますので、興味ありましたらぜひご参加ください。
P.S.
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