虎の穴開発室ブログ

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【JavaScript】Deno についてのLT会 toranoana.deno #18 を開催しました【TypeScript】

皆さんこんにちは、虎の穴ラボのY.Fです。

2024年10月02日 (水) に Deno についてのLT会 『toranoana.deno #18』を開催しました。

yumenosora.connpass.com

イベント紹介

虎の穴ラボで、Deno の勉強会を開催する意図や、会社の案内をさせていただいています。

資料はこちらです。

speakerdeck.com

配信はアーカイブで視聴することも可能です。

www.youtube.com

開催概要

時間 内容 発表者
19:30〜19:35 虎の穴ラボについて 虎の穴ラボ 藤原
19:35〜19:50 Deno Deploy で使う Web Cache API 虎の穴ラボ奥谷
19:50〜20:05 Deno Standard Library 安定化の話 Yoshiya Hinosawa さん
20:05〜20:10 閉会の挨拶 虎の穴ラボ 藤原
20:10 終了

LT レポート

各LTの内容についてレポートします。

Deno Deploy で使う Web Cache API - 虎の穴ラボ 奥谷

speakerdeck.com

弊社社員の発表になります。

Web APIにすでに存在しているWeb Cache APIがDeno Deployでも使えるようになったといった発表になります developer.mozilla.org

特徴としては、

  • Deno Deployからも利用できる(cliではすでに利用可能)
  • Responseオブジェクトをそのままキャッシュするような形式を取る
    • したがってBlobやJSONなどResponseに含められるものならキャッシュ可能
    • キャッシュから取り出してそのままレスポンスとして利用できる

Webアプリでキャッシュを利用した高速化は、よく見かける手法の一つではないかと思います。 このような機能がランタイム自身のAPIで用意されており、外部ライブラリなしで動作するのは売りの一つになるのかなと思いました。

また、こういった機能が積極的に入るのも、Deno自体がWeb APIに準拠している力を感じたりしました。

Deno Standard Library 安定化の話 - Yoshiya Hinosawa さん

kt3k.github.io

Denoの中の人、Yoshiya Hinosawaさんの発表になります。

Deno2に向けて、各種stdライブラリが安定化(0.x→1.x)されており、その安定化にあたってどうしていったかと言った発表になります。

  • 安定化をどうやって進めていったか
  • コミュニティとどの様に協調していったか
  • 実際現状どの様になっているか

などについて話されています。

個人的にどうコミュニティとすり合わせていったのか、アップデートをする判断と反発に対するバランスを取るような面の話もあってとても楽しく聞く事ができました。

まとめ

今回は、LT2枠での開催となりました。

そろそろDeno2が出ると思われるので楽しみにしております。

本LT会も3年続けて、0回目含めて19回ほど実施しています。今後も継続していきますのでぜひご参加ください LT枠は大募集です。是非、よろしくお願いします。

切りの良い回数で何かしらイベントもやりたいと思ってますので、そちらもご期待ください。

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