今年も始まりました!虎の穴ラボのアドベントカレンダーです。
一発目のブログを担当させていただくのは、とらのあなラボのエンジニアリングマネージャーをしている松尾です。
今回は「とらのあなラボエンジニアのアウトプット」として、今年のとらのあなラボの活動を振り返りつつ、アウトプット手法についての話をしていきます。
(エンジニアにとってアウトプットがなぜ重要か、などは散々語り尽くされたネタなので、今回は割愛します)
いきなり結論
- エンジニアのアウトプットの場は広がり続けている
- 自分が一番楽しめるやり方で、アウトプットをしていこう!
今こうしてブログを書いていますが、「アウトプット手法はブログだけじゃない!」ということを、今年のとらのあなラボの活動をもとに書かせていただきます。
今年のとらのあなラボのアウトプット
2021年は昨年に引き続きコロナ禍ということもあり、リアルイベント等は難しい状況にありました。
そんな中で試行錯誤した結果、気がついたらいろんな方法を使って情報発信をしてきたなぁと感じています。
それらをいくつか紹介していきます。
1. オンラインイベント(エンジニア座談会、LT会、ハンズオンなど)
概要
- やること : YouTube等で1時間程度の技術イベントを配信!
- メリット : 動画配信はイマドキのエンジニアのライフスタイルにマッチする。アーカイブも残せる。
- ターゲット層 : コロナ禍前はリアルでのイベント等に参加していた人。日頃からYouTube等を見る人。
- おすすめする層 : コロナ禍前に勉強会等を開催していた方、もしくはグループ
今年のとらのあなラボ実績
YouTubeを利用した技術系イベントの発信は、今年も多くやってきました。
- オンラインLT会 : 9回
- エンジニア座談会 : 2回
- Deno勉強会 : 3回(12/2に4回目もあるのでぜひお願いします!)
こうしてみると、1ヶ月に1回はなんらかの技術イベントを開催しています。
動画配信はエンターテイメントの世界で猛威を奮っているわけですが、エンジニアの技術アウトプットの手段としても非常に優秀です。
コロナ禍前は技術イベントを実施するとなると、
- 会場の準備
- マイク等設備の準備
- 懇親会のための食べ物・飲み物等用意
と色々と準備が必要でした。
これがオンラインイベントになると、上記がほぼ要らなくなるため、非常にハードルが下がっています。
2. カンファレンスの開催
概要
- やること : YouTubeで半日ほど、45分のセッションを複数回実施
- メリット : 大規模イベントにしてはお手軽に開催可能。
- ターゲット層 : コロナ禍前にカンファレンスを見ていた層。もしくは日頃忙しくてなかなか行けなかったエンジニアなど
- おすすめする層 : コロナ禍前に勉強会等を開催していた団体、コミュニティ
今年のとらのあなラボ実績
2021年、一番大きかったのはこちらでしょう。念願だったカンファレンスの自社開催ができました!
- 半日まるっとカンファレンス
- 3トラック構成 堂々の13セッション!
リアルでカンファレンスを開こうとすると、それはもう準備が大変です。
大きな会場の確保、会場整理を行うスタッフの確保などなど、人数の少ない企業や団体での実現はおそらく難しいでしょう。
オンラインでの開催としたことによって、自分たちはアウトプットに専念することができ、非常に有意義な場を作ることができたと考えています。
少人数でも大規模なイベントを実施することができるのも、オンラインイベントの利点ですね。
セッションの内容は、エンジニアリング、マネージメント、WebマーケティングやWebデザインなど、とらのあなラボの情報を凝縮した内容になっています。
YouTubeでアーカイブを残していますので、ぜひ今からでも見ていただけると幸いです。
3. Webラジオ
概要
- やること : Podcast、およびYouTubeで10分程度のラジオ番組を配信!
- メリット : 「ながら聴き」ができるので気軽に聴いてもらえる
- ターゲット層 : Tech系Podcastを日頃から聴いている層
- おすすめする層 : ブログや登壇資料準備の時間は取れないけれど、音声として発信できる情報を持っている方
今年のとらのあなラボ実績
今年の変わり種としては、Webラジオ(Podcast)です。
「ToraLab.fm」というTech系(時々ちょっとオタク系)のPodcastを配信し始めました。
2020年から2021年は、音声コンテンツが非常に流行ったと感じています。
これはエンターテイメントの業界だけではなく、エンジニア業界でも同様です。
元々Tech系のPodcastを活用していたメンバーからの声で、こうして組織として新しいアウトプットを始めることができました。
anchor.fm
4. 音声系を攻める!Twitter スペースの利用
概要
- やること : Twitterのスペース機能を使って1時間ほど音声配信!
- メリット : リスナーをスピーカーに招待することが可能
- ターゲット層 : Twitterを日頃から見るエンジニア
- おすすめする層 : Twitterでエンジニアコミュニティとつながりがある方
今年のとらのあなラボ実績
2021年はTwitterにスペースが実装され、誰でもリアルタイムで音声の配信が可能になりました。
リアルタイムでの視聴、かつ業務終了後に聞いてもらうことをイメージしたため、Webラジオよりも軽い内容を話すようにしています。
Twitterのタイムラインを見るノリで聴いてもらえるため、より幅広い層にアプローチできました。
とらのあなラボのTwitterアカウントはこちら!たまにスペース配信していますので、ぜひフォローをお願いいたします。
twitter.com
5. 技術書典もオンライン開催!技術同人誌!
概要
- やること : 技術同人誌を作成してイベントで頒布
- メリット : 本を作るのって楽しい!
- ターゲット層 : 技術同人誌を楽しく読まれる層
- おすすめする層 : 自分のアウトプットを形として残したい方
今年のとらのあなラボ実績
今年は残念ながら、組織として本を出すことはできませんでした。
個人で出典したメンバーはいて、他のメンバーも「また技術同人誌書きたいね」という話をしています。
これは来年の目標としてここで宣言します。2022年はとらラボで新刊出します!
ちなみに去年出した本はこちらでみていただくことが可能です。ぜひご覧ください。
techbookfest.org
6. もちろんブログも!
概要
- やること : 言うまでもなし、ブログを書く
- メリット : 幅広い層にアプローチできる。ソースコード等の記述がしやすい。
- ターゲット層 : もちろん日頃から技術ブログを読む層
- おすすめする層 : 誰にでも!
今年のとらのあなラボ実績
今年もとらのあなラボでたくさんブログを書いてきました。
その数、11月末時点で63本!
そしてこれからアドベントカレンダーで毎日更新されていく予定です。毎日追っていただければ幸いです。
まとめ
エンジニアの業界の技術的な進歩はめざましく、非常に早い速度で新しい技術や手法が生まれていきます。
エンジニアのアウトプットも多種多様になってきて、それぞれにメリットやアプローチできる層が違います。
この業界にいるからこそ、いろいろなアウトプット方法を試して、自分たちにあったものを見つけていくのも楽しいと感じています。
来年も引き続き、エンジニア組織として成長していくために、様々な形でとらのあなラボの技術や文化をアウトプットしていきますので、よろしくお願いいたします。
この記事は、 虎の穴ラボ Advent Calendar 2021の 1 日目の記事です。
明日は、T.Mさんの「MetaworkでRails開発のデバッグをしてみよう!」です。
以降も続々記事が公開されますので、ご期待ください。
P.S.
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